国立東京医科歯科大学医学部 医歯学総合研究科皮膚科大学院にて医学博士号を取得
→ 皮膚免疫学専攻(詳細はこちら)
現在に至る
海外学会発表、国内学会発表、国内医学講演、論文著書多数。
当院の歴史は140年以上も前にさかのぼります。1877年(明治10年)群馬県にて、初代院長の佐々木穀堂が「佐々木医院」を開院しました。その後、昭和46年(1971年)に、先代の第5代 佐々木博 院長のもと盛岡に居を移し、佐々木皮膚科を開業いたしました。
私は国立東京医科歯科大学医学部大学院にて医学博士(M.D., Ph.D.)を取得後、国立東京医科歯科大学附属病院皮膚科で「最先端免疫学研究」とアレルギー性皮膚疾患を中心とした「皮膚科診療」に従事しました。
その後は東京労災病院科長などを経て、故郷である盛岡に戻り、先代から医業を継ぎました。佐々木皮膚科の第6代院長となり、現在に至ります。
院長就任後は最新の皮膚科医療(アレルギー性皮膚疾患、内臓疾患と皮膚の関係、漢方治療、アトピー性皮膚炎・蕁麻疹など)を学びました。重ねて、国内外で多数の講演と論文執筆やメディア出演を積極的に行ってまいりました。
今ではおかげさまで、盛岡市をはじめ、岩手県、近隣の東北6県や関東地方からいらっしゃる患者さんの診療に携わらせていただいております。
現在、佐々木皮膚科では私と常勤皮膚科医(女性医師)の医師2名体制で診療しています。今日に至るまで、地域の中核医療病院、さまざまな開業医の先生方と密接な関係を保ちながら、患者さんのための皮膚科医療を行ってまいりました。
近年は院内でのさまざまな評判のよい美容皮膚科診療に加えて「皮膚科医療脱毛」と「アンチエイジング医療」も行っております。
皮膚科美容は、一般皮膚科診療においてなかなか達成できない分野を、補完する役割を担う医療であると考えています。「一般皮膚科医療」+「皮膚科美容医療」というハイブリット式の皮膚科医療を実現し、双方の観点から皮膚科診療を行います。患者さんの様々な肌の悩みを解消していけたら幸いです。
140年続く「医家」である佐々木皮膚科の最新皮膚科医学に基づいた「一般皮膚科診療」「最新美容皮膚診療」。その中から患者さんのお体にあった「安全、安定、安心」の方法を用いて「やさしい気持ち」で診療し、当院へご来院された患者さんをよりよい方向に導くことを、スタッフ一同とともに心がけております。
日本専門医機構では「専門医」のことを「それぞれの領域における適切な研修を受けて十分な知識・経験を持ち、患者から信頼される標準的な治療が提供できる医師」と定義しています。これを受けて、「日本皮膚科学会」では専門医の認定制度を設けています。
この認定制度は皮膚科診療に実際に従事し、指導医のいる研修施設で一定期間の研修を積み、講習会受講や学会・論文発表を行い、さらに専門医認定試験に合格したものを専門医と認定する制度です。
厚生労働省によれば、日本国内で現在15,000以上の医療機関が皮膚科を標榜しています。しかし、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医は約6,000名です。皮膚科での研修をしっかり受けて、本当の意味で標準的な医療が提供できる「皮膚科専門医のいる皮膚科」は、約3割しか存在しません。
皮膚科での診療経験がほとんどないにもかかわらず「○○科・○○科・皮膚科」などのように「ついでに看板に皮膚科を書いている」クリニックが多いのも事実です。
こうした中で佐々木皮膚科は皮膚科専門医のいる「安心、安全、安定」な医療機関として、地域の皆さまをよりよい皮膚科医療に導きたいと考えております。